こんにちは。
Salon de Spacelinkの森永富美子です。
皆さま、いかがお過ごしですか?
猛烈に暑い7月が過ぎ、気温は高いけれど、
なぜかひんやり感じる風が吹く8月。
もう秋かしら?
いやいや、まだ、8月。
夏休み真っ最中です~。
今年は、記録的な大雨や台風も多かったですね。
気象庁は8月9日、西日本を中心に降り続いた
今回の記録的な大雨の名称を
「平成30年7月豪雨」と決め、発表しました。
朝日新聞によると、
台風7号が九州に接近した8月3日以降、
9日午後1時現在、
13府県で96人が死亡、
行方不明や連絡が取れない人は
82人となっているそうです。
今回の豪雨で気象庁は、
数十年に一度の重大な災害が予想される場合に出す
「大雨特別警報」を、6日から8日にかけて
福岡、佐賀、長崎、広島、岡山、鳥取、
京都、兵庫、岐阜、愛媛、高知の
11府県で発表。
2013年に特別警報の運用が始まって以降、
一つの災害で4都道府県以上に出されたのは
初めてということ。
異常気象だと毎年言われるようになって久しいですが、
本当に異常でしたね。
皆さまには、お元気でいらっしゃることを祈っています。
また、被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。
一日も早い復興をお祈りいたします。
さてここ数回、バンコク仕入れについて記事を書いてきましたが、
バンコクで買い付けた商品を、
どうやって日本まで送るのかについて、
今回はお話ししたいと思います。
これは重要な問題です。
しかし、残念なことに、バンコクからの輸送については、
まだまだ、画期的な方法がありません。
中国仕入れについては、私は契約している、
中国イーウーのサプライヤーさんにお願いしています。
こちらの企業には、日本語が堪能なスタッフが、
日本人のニーズを満たすべく、
日々サービスを研究してくださっていますので、
対応も迅速です。
日曜日にも、メールのお返事がきたりするので、
「休みの日は、休んでね」と、お伝えするくらいです。
本当によく働いてくださいます♪
こちらのサービスを使う場合は、
一応、会員契約などしなければいけませんが、
月会費など、かかる費用は必要経費と考えると
自力で色々な手間をこなそうとするより、
全然楽ですね。
また、中国仕入れは
アリババとかタオバオとかのサイトから、
普通にネットで買って、日本に送ってもらうことも可能です。
しかし、バンコク仕入れに関しては、
そんな便利な仕組みは、まだありません。
そこで、私がいつも使っている方法等、
いくつかご案内いたしますね。
【航空便】
タイは日本への直行便、
経由便などが多く就航しているので
諸外国に比べるとエアー便(航空便)が安いようです。
航空便は基本的に、
ドアtoドア(日本での通関、指定住所への配達まで含まれます)と
空港止め(空港への通関は自身で手配、持ち帰り)があります。
航空便の空港止めは、発送時に条件などがあり、
一般的ではないですが、
生物・植物の運送に使われる場合があるようです。
【EMS(国際郵便)】
郵便局、カーゴと呼ばれる代理店が受付先になります。
料金は、各郵便局、代理店ともに統一料金の発送料金になっています。
基本的に民間エアーカーゴより割高になるので、
重量がおよそ20キロ未満の場合に使うことが多いです。
※タイ郵便局ホームページ
http://ems.thailandpost.com/home.php
【民間エアーカーゴ(FedEx・DHL・SAGAWA・TNT・EMS)】
手軽に利用できるのは、重量物100キロ以上の場合。
日本の主要都市は、1キロ当たり100バーツ前後という価格で
送ることができます。
カーゴによっては、
燃料チャージなどやインボイス作成料を
法外な価格を請求しているところがありますので
くれぐれも注意が必要です。
【船便コンテナとの比較】
航空便(エアー便)と比較されるのが
船便(コンテナ)ですが、
タイの場合はこちらも、
日本との旅客便が多いので、
条件によってはエアー便と変わらない場合があります。
同じくらいの価格の場合は
運送期間(飛行機3〜1週間・船1か月)を
考えるとエアーの方が、都合が良い場合があります。
【船便(コンテナ)】
ある一定量を越えると、
どうしてもコンテナで輸送が必要となると思います。
また、飛行機で運べないものは、
どうしても船を使うことになります。
コンテナを使い慣れている方には、
何ら問題はないと思いますが、
航空便に慣れていて、
船便を使ったことのないかたには、
敷居が高いと思いますが、
船便は貿易(輸出入)の醍醐味だと思います。
また、コンテナの利用の際には
日本の港に到着してから、通関業務と陸送を
自身で手配をしなければなりません。
それらの業務を代行してする業者もあり、
通関業者=仲(おつなか)と呼ばれています。
コンテナを利用をする場合は
インボイス(INVOICE)や、パッキングリスト(PACKINGLIST)などの
必要書類が複数求められます。
【混載(LCL)】
コンテナと言っても、
全てを借りないといけないわけではありません。
この場合は、混載(LCL)という方法もあります。
1本のコンテナを、
数か所の顧客の荷物を取りまとめて送る方法です。
この方法が、効率的な場面もあるので、
「フルコンテナ」と使い分けされていますが、
荷物の破損などの問題もあるようです。
ただ、主要の港の場合は、
多くの船が就航しているので、
混載の方が経済的な場面も多いようです。
【フルコンテナー(FCL)】
この場合は、
コンテナを一本丸ごと貸し切るので、
コンテナごとに荷物を管理することが出来ます。
ですので、特殊な荷姿や特殊な荷物を送るとき、
デリケートなものを送る際に使用されます。
コンテナは、20フィートと40フィートのサイズが一般的です。
混載同様にインボイス、パッキングリスト、
原産地証明などの書類の作成が必要です。
最後に【ハンドキャリ―】という方法があります。
これは、海外から手荷物扱いで、
旅客機で運んでくる方法です。
次回は、上記の輸送方法の、メリットデメリットや注意事項、
それと、タイ仕入れと中国仕入れの違いなどについて、
お話ししたいと思います。
また更に、役に立つ情報とともに、
より細かいバンコク買付情報などお届けしますね。
太 謝謝 ♪
再見♪