こんにちは。
Salon de Spacelinkの森永富美子です。
皆さま、お元気ですか？
さて、今回は前号に引き続き、昨年久しぶりに訪れた、
「広州交易会」についてのレポートです。
「広州交易会」は、前号でもお話ししましたが、
1957年から毎年開催で、今まで一度も中止されず、
毎年春4月と秋と10月に開催。
世界から約20万人以上のバイヤーが集まります。
2019年の開催スケジュールと
概要の詳細はこちらでご確認いただます。
http://www.cantonfair.org.cn/html/cantonfair/en/common/2012-09/8469.shtml
概要は以下の通り。
【第１期：電化製品や機械がメイン】
（時期：4月15日〜4月19日／10月15日〜10月19日）
電子、家電製品（電子消耗品・情報関連製品、電子電気製品等）
照明製品
車両、部品（自転車、オートバイ、大型車両[屋外]、自動車部品）、
機械（動力・電力設備、大型機械・設備、小型加工機械、土木建設機械）、
金属・工具、
建材（建築・装飾材料、台所・洗面所・浴室設備）、
化学工業製品、
新エネルギー（太陽光・風力エネルギー関連製品）、
輸入展示区
【第２期：日用品がメイン】
（時期：4月23日〜4月27日／10月23日〜10月27日）
・日用品（台所用品、日用陶磁器、家庭用品、個人ケア用品、浴室用品、ペット用品・ペットフード）
・ギフト（時計・メガネ、玩具、贈答品、祝祭日用品）
・室内装飾品（工芸陶磁器、ガラス工芸品、編み製品及び籐・鉄工芸品、屋内装飾品、園芸用品、家具、鉄・石の装飾品及び屋外水治療施設）
【 第３期：洋服や繊維系がメイン】
（5月1日〜5月5日／10月31日〜11月4日）
・繊維、服飾品（紳士服・婦人服、子供服、下着、スポーツウェア・レジャーウェア、服装装飾品と付属品、毛皮・皮革製品・羽毛製品、家庭用繊維製品、繊維原料･生地、絨毯・タペストリー）、
・靴、
・事務用品、トランク・カバン、レジャー用品（体育・旅行・レジャー用品等）、
・医薬、医療、保健用品（医薬保健品、医療機器、消耗品、手当用品）、
・食品、
・輸入展示区
上記のように、3期にわかれて開催されます。
大体１期が５日間。
視察の方法としては、前号でもお話したのですが、
カタログと担当者名刺を
どれだけ集められるかがカギです。
そしてそれらは、ただ、もらってくるだけではだめです。
特に、興味のある商品でしたら、
細かい条件の交渉を必ずしてください。
・仕入れ価格
・最低ロット
・色・デザイン・サイズなどの詳細情報
・それらを組み合わせ＝アソートが可能かどうか
・送料はどのくらい見積もるべきか
・納品にどれだけ時間がかかるか
・日本で販売する場合は、日本の法律に順守されているか
・必要な証明書がもらえるか
・個包装はどうなのか
・・・・・などなど、たくさん聞かなければいけないことはあります。
ただ、これだけ細かい交渉をするときは、
購入の可能性がある場合です。
それだけの交渉の時間を、一軒一軒かけていては、
大した店舗数まわれませんから。
とにかく会場は広く、出展社数はとんでもない数ですので、
効率を考えて回ります。
時間の勝負です。
特に、初めて展示会を回る場合とか、
物販ビジネスを初めて間がない方は、
時間内に、どれだけの新しい情報を得られるかが重要です。
同じ商品でも、何軒も回って、リサーチをします。
同じように見えても、
まったく違う条件を提示されることも多いのです。
会社自体の違いもかなりあります。
どこにあるのか。
資本はどこなのか。
規模や売り上げは。
純粋にメーカーなのか、代理店なのかなどなど。。。
きちんとメモしておきます。
ですから、小さめのノートが必要です。
それらの交渉条件は、必ずそのノートにメモをして、
店舗のショップカードと、商品と一緒に、
写真を撮ってください。
これをきちんとやっておかないと、
後で、たくさんのカタログと、名刺と、
写真との突合せができなくなります。
これでは、意味がありません。
そして必ず、複数日滞在してください。
まず、初日に上記のような方法で
商品をたくさん見て回って、
カタログと名刺を集めます。
そして、ホテルに帰ってから、
カタログ・名刺・写真等、じっくり精査して、
購入・交渉の可能性を、何商品かに絞っていきます。
その際、当然、インターネットにてリサーチをしますので、
パソコンまたはタブレットと、Wifiは必須です。
写真は、スマホでも十分です。
そしてそれらのデータをまとめて、
次の日に改めて交渉しに行き、
詳細の話に入るのが有効な方法です。
その後、このような展示会に複数回行くようになりましたら、
もう、最初から目当ての店舗へ直行し、
具体的にビジネスを詰めていくという方法へと変わっていきます。
そのような状態になれば、会場を歩いている間に、
有効な面白い、魅力的な商品を
見つけることができるようになっているでしょう。
そうなると、展示会では、
新しい可能性との出会いが増えますので、
経費と時間がかかっても、行く価値がでてきますね。
交渉の際の会場での言語は、基本英語です。
簡単な英語でも、出展社さんは、
柔軟に対応してくれます。
日本語は大体、期待できません。
英語と、中国語ができると、とても有効です。
言語の問題があっても、そういった際に必要な
英語や中国語の単語や会話を、
あらかじノートなどにまとめておくと、役立ちます。
できれば、事前に、
通訳の手配をしておけば、安心ですが、
会場の近辺では、
当日通訳を探すこともできるようです。
私は、現地に、日本人で広州在住の
アパレル業界の知り合いがいますので、
その方に、アテンドをお願いしています。
日本人同士ですので、
細かいニュアンスの心配はありませんし、
展示会以外、現地の市場を回る際も、
ストレスなく行動ができますし、
そのあとの具体的なビジネスの相談にも
乗っていただけるので、
とても助かっています。
交友関係は、さまざまなジャンル、世界で
広げておくとよいですね(^^♪
そして、物販ビジネスのみでなく、
このような機会に、日本以外を体験してみることは、
知見を広げますし、
もちろん、人脈も広がります。
それらはすべて、自分自身のリソース＝財産となります。
私はそれでなくても、空港に行き、出入国通るだけで、
わくわくワクワクしてきますので、
ビジネスでありながらも、楽しむことができていて、
本当に良いお仕事だと思います。
次回も、引き続き「広州」について、
楽しいお話しさせていただきますね～。
ご質問、ご興味がある方、ご連絡くださいね。
展示会視察ツアーもご希望があれば、
ご案内、ご説明させていただきます～。
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【こんな方におすすめ】
失業中、副業を考えている方、独立したい方
事業に失敗して、人生をやり直したい方、
実現したい夢のための資金が必要な方
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《開催日時》 2019年3月30.31日 土日開催
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太 謝謝 ♪
再見♪
